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電気代を少し節約する方法として比較的、知られている方法として
などがあります。これらの方法を実践しただけでも、ある程度の電気代は節約できますが、使う電化製品によって、電気代が安くなることがあるのです。
電化製品には電力消費W(ワット)数というのがあります。W数が低い電化製品を使用することにより、消費する電気が少なくなり、電気代を節約することができます。式はこちら
【電流A(アンペア)=電力W(ワット)/電圧V(ボルト)】
W数から、どれくらいの電流を消費するのか計算することができます。
(例)W数が、「8Wの電球」と「30Wの電球」があります。
8Wの電球 ⇒ A=8W/100V =0.08A
30Wの電球 ⇒ A=30W/100V =0.3A
※一般家庭では100Vの交流電源が使用されている。
消費する電気の量(A)はW数に比例します。上記の例では約4倍の電流が発生する計算になります。電気料金は、使用した電流(A)の量だけ請求されます。ということは、簡単に言い換えれば
50Wの電球から10Wの電球に変えれば、単純に電気代が5分の1になる
ということです。
家の中の使用している電球をW数の低い電球にすべて取り替えるだけでも、かなりの節約になります。
ところで、同じ電球でもW数が低いのと高いのではどのように違うのでしょうか。それは明るさや、電球が点灯する早さです。普通の白熱灯や蛍光灯でW数が比較的少ないものは、点灯するまでに少し時間がかかるうえ、あまり明るくありません。
部屋の明るさを、さほどに気にしない方であれば、W数が低い電球を使用することにより、電気代を大きく節約することができます。部屋の数が多く、使う電球が多い家庭では、すべての部屋の電球を変えるだけで、かなり節約することができます。
電球以外でも、W数の低い家電を使えば電気代を抑えることが出来ます。テレビの画面が小さければ小さいほどW数が小さいです(例外はあり)。大画面に拘りがなければ、小さいテレビを買いましょう。明るさもちょっと暗めに設定すれば、なお電気代が節約できます。
部屋の照明に使う電球を、100Wから5Wに変えたとすると、20分の1に節約することができます。W数の低い電球は、明るさも弱く、利便性にかけることがあります。
しかし、ちょっとした明かりが欲しい場合、例えば机の上で勉強や仕事、就寝前に枕元で読書するなどは、W数の低い電球を使うと良いです。お金に余裕があればLED電球がおすすめです。普通の白熱電球と違い、値段が高いですが、長寿命で消費電力が低いので、大幅に電気代を節約することができます。