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旅館に泊まると宿泊費だけでも1人5000円、二人なら最低でも1万円は必要です。宿泊プランのオプションで、「食事を抜き」にできるとしても、安くなる金額はほんのわずかです。そこで車内に宿泊してしまう、今話題の車中泊をお勧めします。
車中泊は、その言葉の通り、車の中で宿泊することです。運転席でイスを倒して休むのではなく、後部座席を少し改造し、布団を引いて、カーテンをつけ、足を伸ばして寝てしまおうということです。旅先で車内で寝泊りできるなんて、考えただけでも素敵だと思いませんか?
軽自動車でも、ミニワゴンタイプの車なら車内で泊まるには充分です。寝るときに、でこぼこを極力無くし、平らな状態にセッティングし寝れるようにするのが重要です。(人によっては、平らじゃなくても眠れる人もいる)
車が大きければ大きいほど、寝やすいですが小さい車でも工夫しだいでは(改造しだい)、充分泊まれます。車内改造にこった人ですと、後部座席を取り外し徹底的にテコ入れする人もいます。車検の際に、後部座席を外したままだと車検でNGになってしまうので注意が必要です。
車中泊といっても、どこに泊まるのでしょうか。それは『道の駅』といって全国各地にある長距離ドライバー専用の『無料の宿泊可能な施設』です。道の駅の特徴として、トイレ・特産品を販売するお店、そして駅によっては、無いところもありますが温泉や食堂などの施設もあります。
土日の夜は、沢山の車中泊愛好家が利用しているので、駐車場は、車中泊の車でいっぱいです。老後に、車の旅と称し、車中泊を始める方が多いです。最近では車中泊を始める若い方も、数多く見られるようになってきました。是非興味がありましたら車中泊を始めてみてください。宿泊費をタダにする分、各地でおいしいものを食べ歩いてみませんか?